オナ禁しても精子の量は増えない?オナ禁と妊活の関係。

オナ禁しても精子の量は増えない?「オナ禁すれば精子の量は増える」はたしてこれは本当なのでしょうか?
ここではオナ禁と精子の量に関して、その信憑性を検証して行きたいと思います。

オナ禁すれば精子の量は増えるのか!?

オナ禁と精子の量の関係

さっそくですが、ここでとある研究の興味深い論文を見つけました。(A research on the relationship between ejaculation and serum testosterone level in men

この研究は、21才から45才の健康的な男性28人を対象に、自慰行為を禁止した場合の男性ホルモン(テストステロン)値
の推移を調べたものです。

以下、要点を抜粋します。

The authors found that the fluctuations of testosterone levels from the 2nd to 5th day of abstinence were minimal.
On the 7th day of abstinence, however, a clear peak of serum testosterone appeared, reaching 145.7% of the baseline (P<0.01).
No regular fluctuation was observed following continuous abstinence after the peak.

抜粋部分を翻訳すると、28人のボランティアの男性に一度射精をしてもらってからの数日、自慰行為を禁止してもらったら、
禁止2日から5日にかけては、テストステロン数値の変動が低かったものの、禁欲7日目にしてその数値が上昇しピークを迎えた
そしてその後も観察していったところ、テストステロンの変動は、ピーク後は変動をせず下がっていった。という事が書かれています。

テストステロンの主な働きは、男性らしさを作ることにあり、その作用のなかには、男性機能の維持と、性欲の高まりというものも。

つまり、禁欲7日目にしてテストステロン値のピークを迎えたということは、性欲も7日目にしてピークを迎え、その後は性欲が減退していったということです。

次にこちらの記事をご覧ください。(Daily sex helps to reduce sperm DNA damage and improve fertility)
題は訳すと、「毎日の性行為がDNAの損傷を減らし、生殖能力を向上させる」となります。

この記事は、射精を毎日行った場合の、精子の質に関する研究をまとめたものです。

この研究では、精子にDNAの損傷がみられる男性118人を対象に、毎日射精を行ってもらい、その精子の質の変化を観察していきました。

研究を行ったグリーニング博士は、精子の持つDNAのダメージ指数を定め、ダメージ指数が15%未満の精子を最高、15から24%の精子を良質、25から29%をまずまず、29%以上をお気の毒様として、毎日射精をした場合のその数値の変化を辿っていったのです。

Before they started, levels of DNA damage ranged between 15% and 98% DFI, with an average 34% DFI when measured after three days’ abstinence.
When the men’s sperm was re-assessed on the seventh day,Dr Greening found that 96 men (81%) had an average 12% decrease in their sperm DNA damage,
while 22 men (19%) and an average increase in damage of nearly 10%.
The average for the whole group dropped to 26% DFI.

この実験の開始前、禁欲三日目の精子のダメージ指数は15%から98%、平均で34%あった。
ところが、実験開始後、一週間毎日射精を行ってもらってからのダメージ指数を計測したところ96人(全体の81%)の男性のDNAダメージが平均して12%も減少し、残りの22人(全体の19%)に関しては、10%のダメージの増加がみられた。

全体の平均としては、精子ダメージ指数が26%になった。という内容が書かれています。

Dr Greening said: “Although the mean average was 26% which is in the ‘fair’ range for sperm quality,this included 18% of men whose sperm DNA damage increased as well as those whose DNA damage decreased.
Amongst the men whose damage decreased, their average dropped by 12% to just under 23% DFI,
which puts them in the ‘good’ range.
Also, more men moved into the ‘good’ range and out of the ‘poor’ or ‘fair’ range.
These changes were substantial and statistically highly significant.

この結果に対して、研究を行ったグリーニング博士は「平均値は、26%という精子の質としてはまずまずな結果ですが、この数値の中には、ダメージが減少した人だけではなく、ダメージが増加した18%の数値も含まれています。

ダメージが減少した男性だけで見れば、平均値は12%からちょうど23%以内の数値をとっており、これは精子の質が良質になったと言えるでしょう。

これは多くの男性がお気の毒様レベルや、まずまずのレベルから脱却し、良質なレベルになったということを示しています。
この変化は、実質的かつ統計学的に非常に有意な結果と言えるでしょう。」と言っています。
つまり、これらの論文からわかることは、次の二つです。

  • テストステロンは一週間を過ぎると減少する=性欲は一週間で減退する
  • 精子は毎日出したほうが質が向上する

意外なことに、禁欲をすれば妊娠がしやすくなるかと思いきや、そうではないということです。

むしろ、禁欲をすれば精子の質が落ち、最悪の場合、テストステロンの減少による男性の機能不全を招く恐れもあります。

どんどん出そう!禁欲するより毎日SEX

上の記事の内容から、精子は溜めることよりも、出したほうが質が向上することが分かりました。
では、いざ妊娠させるとなると、どのくらいの準備期間を持つと良いのでしょうか?

上でも紹介したグリーニング博士によると、排卵日の一週間前からSEXを行うと、準備期間としては充分であるそうです。
また、以前の記事でも書いたことですが、精液の成分は女性の分泌液に作用し、受精を助ける働きがあります。
このことより、少なくとも排卵日の一週間前から避妊具を使わずにSEXを行うことが、妊娠の確率を最も高める方法です。

精子を溜めれば精子が濃くなると思い禁欲をずっと続けていた貴方。今日から積極的にSEXをして、どんどん新鮮な精子を作りましょう。

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